この想いもきっと重ねてセカイの中
笑って 笑って 笑って
迷ってしまったら此処へおいでよ
帷帳の奥から零れるイメージを辿るの
不完全なまま持ち寄って
不安定なまま寄り添って
まだまだ聴こえないままだな
諦めた鏡の中 閉じ込めた繭の中
「ここにいるよ」
今は触れられない 見つからない
そんな迷いでも 願いでも
手を伸ばした先に繋がる夜があるから
崩れそうな螺旋を 踊って 踊って
この想いもきっと重ねてセカイの中
共鳴らして 共鳴らして 共鳴らして
ねえ笑って 笑って…
失くしてしまったら此処へおいでよ
帷帳の奥続いてくイメージに潜って
不調和達が弾き合う境界線
不協和引き摺る平行線
まだまだ見えないままだな
追い続ける額の中 優しく響く箱の中
「ここにいるよ」
今は振り切れない 満たされない
そんな痛みでも 祈りでも
紡ぎ出す旋律を 手繰り寄せる言葉を
結び会う色彩を 継ぎ合わせる情景を
曖昧が 矛盾が 縛りつけてるなら引きちぎってしまえよ
繰り返し滲むトワイライト
何度でも繋がれるさコード
手を伸ばした先に射し込む光があるなら
千切れそうなタイトロープ 踊って 踊って
その想いもきっと重ねてセカイの中
共鳴らして 共鳴らして 共鳴らして
そう歌って 歌って 歌って
微かに脈打つ灯 今は眺める留まり木
いつかその実を揺らして 向き合っていけるのかな
茜さす道の先 薄明に滲む想いも
共鳴らせるさ帷帳の奥 きっと
そう笑って 笑って 笑って
私は誰 あなたの哀れ
夜空の中で 名前を無くして
うねりのない 水面に潜む景色を
知らないまま (霧になってしまっても)
漂う雲 (別にいいのに)
昨日までは (構わないのに)
漂う雲
私はなぜ 真っすぐに落ちる
だれかの手のひらを探すため
空をできる限り 目に収めながら
私は雨 弾かれて判る
だれかのようにはなれない雨
地球を困らせるほどの痛みを知らないから
私は雨 セカイを暈す
夜明けに導かれている雨
流れ着いた海の隠し味を知るまで
星を隠した雷鳴と
視界からはみ出した 積乱雲
できるだけ できるだけ できるだけ
離れていたかった
傘をさす 余裕はないし
このままでもいいと思えるよ
わからないから 染み込んでるの
夜の強い雨で 目を覚ます
私は雨 地球をなぞる
一粒では気付くことのない雨
夜空に飾り付ける 星を見つけて
空に浮かんだり 地に足をつけたり
消えかかったり 溢れかえったりする
描けていたら 何も起きなかった
セカイ的気候変動
私は雨 滴って判る
だれかのようにはなれない雨
地球を困らせるほどの思いを知りたいから
私は雨 セカイを暈す
夜明けに導かれている雨
流れ着いた海の隠し味になるまで
私は雨
辿り着くまでに
おさらいを忘れないで
凪の海で向かい合わせ
違う景色 同じ模様の 答え合わせ